『第31回御神火祭』は2019年5月26日(日)、那須町の那須温泉神社(なすゆぜんじんじゃ)で行われます。那須温泉神社から殺生石(せっしょうせき)まで白装束に身を固めた氏子が松明を持って行列し、大松明(御神火)へ火を放ち、五穀豊穣と無病息災を祈願する幻想的な祭礼です。
御神火祭の概要
那須火山は、関東平野北端の関谷断層に沿って南北に連なる成層火山群で、国内で最も大きな火山帯として知られ、過去数回の大噴火により多くの犠牲者を出しました。
そのため、火山への畏怖から近隣近在の村人は山の怒りを鎮めるため身を清め、那須温泉神社に詣でて無間地獄の火を採火し「御神火」として崇めるようになったのです。
これがいつしか五穀豊穣と無病息災を祈願する行事「御神火祭」として定着しました。
現代の「御神火祭」は、那須温泉神社とその先の殺生石を舞台にして行われます。
「御神火祭」は真っ暗な会場に笛の音がひびきわたり、「むかし、むかし、那須に九つの尾を持つ狐がおった・・・」と九尾の狐伝説を“語り部”が笛の音にあわせて静かに語り始めるところから始まります。
御神火が燃える中、九尾の狐伝説の地「殺生石」では、郷土芸能の白面金毛九尾狐太鼓も披露されます。
一般参加による松明行列や御神火への点火、高さ10メートルを超えて燃えあがる火の前で打ち鳴らされる太鼓の響き。幻想的な火祭りは、毎年多くの見物客が訪れます。
御神火祭の基本情報
名 称 | 第31回御神火祭 |
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所 在 地 | 栃木県那須郡那須町湯本 |
開催期間 | 2019年5月26日(日)18:00~20:00 |
開催場所 | 栃木県那須町 史跡殺生石 |
料 金 | 祭り参加無料(松明行列参加有料) |
問合せ先 | 一般社団法人那須町観光協会 電話番号/0287-76-2619 ホームページ/那須町観光協会公式ホームページ |
アクセス情報
地 図 情 報
交 通 情 報
[wc_row] [wc_column size=”one-fourth” position=”first”][/wc_column] [wc_column size=”three-fourth” position=”last”] 電車でアクセス
東北新幹線:那須塩原駅よりバス「那須湯本」~徒歩3分
JR東北本線:黒磯駅よりバス「那須湯本」~徒歩3分
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[/wc_column] [wc_column size=”three-fourth” position=”last”] 車でアクセス
東北自動車道「那須IC」から車約30分
駐車場:那須小学校等に臨時駐車場が設置されます。
臨時駐車場から那須湯本間のシャトルバスを運行予定。
※ 殺生石・那須温泉神社周辺の駐車場は利用できません。
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御神火祭の詳細
「御神火祭」は、那須温泉神社と殺生石を舞台にして行われます。
笛の音が真っ暗な会場にひびきわたると、スポットライトに浮かび上がった“語り部”が、那須に伝わる九尾の狐伝説を、笛の音にあわせて語り始めます。
「御神火祭」は、この殺生石に伝わる「九尾の狐伝説」に絡めて、“狐の白装束”に身を固めた100名の参加者が松明行列を繰り広げます。
那須温泉神社で祈願・採火したあと、殺生石まで暗闇の中に松明の明かりと狐の白装束だけが浮かび上がる「狐の行列」がゆっくり進んでいきます。
その後、殺生石に設けられた御神火祭の“御神火”への点火、高さ10メートルを超えて燃えあがる火の前で白面金毛九尾狐太鼓が始まります。
打ち鳴らされる太鼓の響き、一挙に幻想的な雰囲気が殺生石の回りを包み込みます。
御神火祭の日程・スケジュール
15:00~ | 九尾の市 商品がなくなり次第終了(地元の美味しいものや狐メイクなどが並びます) |
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16:00 | フェイスペイント 時間/16:00~18:30 |
17:00 | 松明行列参加受付 1名 1,000円 先着100名 那須町観光協会窓口にて 17:00~18:00受付 |
18:30 | 那須の語り部 「九尾の狐」 |
18:50 | 三味線・尺八と那須湯もみ唄 (元湯鹿の湯に伝わる湯もみ唄) |
19:10 | 松明行列出発 (当日17:00から受付、先着100名@1,000円/10歳以上) |
19:25 | 神事 |
19:30 | 御神火点火 (那須町 平山幸宏町長による点火) |
19:40 | 白面金毛九尾狐太鼓 (地元保存会による太鼓の演奏) |
20:00 | 終了 |
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[/wc_column] [wc_column size=”one-half” position=”last”] 松明行列参加者要綱
先着 100名
参加費:1名 1,000円(狐面・白装束付き)
※ 10歳以上参加出来ます/手荷物を持っての参加はできません
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むかし、むかしたいそう悪さをする狐がいたそうな~
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温泉神社の境内で待機している松明行列の参加者に、周囲がすっかり暗くなった頃、松明が配られ火をつけて得いよいよ行列のはじまりです!
“狐の白装束”に身を固めた100名の参加者の松明行列は、殺生石まで暗闇の中をしずしずと進み、殺生石に用意された大松明をぐるりと取り囲みます。
そしていよいよ、大松明のまえで神事が行われた後大松明(御神火)へ着火!
高さ10メートルを超えて燃えあがる御神火の前で白面金毛九尾狐太鼓が始まります。
狐面と狐メイクの人々が大きく燃えあがる御神火を囲み、静まり返った殺生石で打ち鳴らされる太鼓の響きに耳を傾けるとても幻想的な雰囲気です。
郷土芸能の白面金毛九尾狐太鼓を、白装束に白狐のお面、頭は金毛、足は草鞋(わらじ)といういでたちの集団が、激しいリズムの太鼓と笛の音をかき鳴らすというクライマックスは圧倒的な迫力です。
那須高原の「御神火祭」を”動画”でご覧ください!
「御神火祭」の様子をもれなくシンプルにまとめてある、那須観光協会の作成による約4分間の動画です。
むすび
語り部の「九尾の狐伝説」の語り、迫力の「白面金毛九尾の狐太鼓」の演奏と、幻想的なお祭りですが、初夏に近い5月最終週でも、那須高原の夜はかなり冷えます。
殺生石御神火祭へ行かれる場合は、必ず”防寒具”を携行してください。
旅館の浴衣だけで行くと寒くて体が冷え切ってしまい楽しむどころではなくなります。
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