第36回南総里見まつりの概要
今年で第36回を迎える「南総里見まつり」は館山の秋の風物詩となっています。
戦国時代がよみがえる館山の秋のおまつり!武者行列のパレードや戦国合戦絵巻が行われ、グルメ祭りや里見芸能祭も開催され、夜には打ち上げ花火も楽しめます。
南総里見まつりのモチーフは『南総里見八犬伝』であり、南総里見八犬伝は里見氏の歴史を題材にした江戸時代の戯作者・曲亭馬琴が28年の歳月を費やして完成させた長編小説です。
足利氏の側近で「安房国」を治めていた里見氏は徐々に勢力を伸ばし、房総半島全域に勢力を広げて行き館山城を居城とし里見氏の本拠地となりました。
現在は、城山公園の山頂に八犬伝博物館として蘇っています。
第36回南総里見まつりの基本情報
名称
第36回南総里見まつり
所在地
〒294-0036 千葉県館山市館山
開催期間
2017年10月21日(土)午前10時から午後18時45分
開催場所
千葉県館山市 JR内房線館山駅西口・北条海岸特設会場他
交通アクセス
JR内房線館山駅西口下車
問合せ先
南総里見まつり実行委員会(館山市観光協会内) 電話:0470-22-2000
南総里見まつり(外部サイトへリンク)
第36回南総里見まつりのイベント詳細
安房麦酒(ビール)、館山メンチ、串焼蛤・串焼あさりなど、20を超えるご当地グルメが楽しめます。
三味線や日舞、演武や殺陣、歌謡ショーなどが楽しめます。
各地から募集した伏姫を始め八犬士が、鉄砲隊や槍隊、手づくり甲冑隊など、パレードに出発する出陣式を行います。
13:30~
伏姫を始め八犬士以下、総勢約200名余が戦国武者行列として、鏡ヶ浦通り(北条海岸通り)~館山駅西口をパレードします。
武者行列が海岸に移動し、北条海岸の特設会場で南総里見八犬伝の中で活躍する八犬士の演武や本格的な合戦シーンが再現され、他にも火縄銃の演武などが楽しめます。
市内各地から24基の山車・お船・屋台・神輿が集結し、海をバックに行われる神輿披露や、夕暮れ時から夜にかけて山車、お船、屋台が共演する模様は他では見ることはできません。
まつりのフィナーレには花火が夜空を彩ります。
※雨天決行(但し手づくり甲冑隊、郷土芸能祭は中止になる場合があります。)
第36回南総里見まつりの開催場所詳細
【北条海岸メイン会場】には特設会場が設けられ以下の行事が行われます。
●ご当地グルメ・物産まつり
●開会式
●里見芸能祭
●出陣式
●山車・お船・屋台・神輿/総勢24基集結
●打上花火
【北条海岸合戦会場】では、戦国合戦絵巻が繰り広げられます。
●本格的な合戦シーンや火縄銃の演武か行われます。
【鏡ヶ浦通り(北条海岸通り)~館山駅西口】
武者行列パレードコースとして13時~20時の間、通行止めとなり総勢200名の武者行列、各地区自慢の山車・お船・屋台、神輿24基がパレードします。
交通アクセス
都心から館山までのアクセスには、電車・高速バス・フェリー・車から選択できます。
●東京・新宿~館山 JR京葉線経由内房線特急
●千葉~館山 高速バス「南総里見号」
●横浜~館山 高速バス
●川崎~<アクアライン/富津館山道路>館山
●駐車場
※アクセスの詳細は
南総里見まつり実行委員会ホームページ(外部サイト)参照
第36回南総里見まつりの見どころ
・戦国時代さながらの出陣式の模様
・房州の山車・神輿の特徴である美しい彫刻
・房州ならではの神輿を高々と担ぎ上げたり、独特のモミサシ
・夕暮れ時からの提灯が灯されたされた山車・神輿など総勢24基が集結する様子
・合戦会場での南総里見八犬伝の中に登場する八犬士の演武や本格的な合戦シーン、火縄銃の演武など
・全国各地から募集した伏姫や八犬士、鉄砲隊、槍隊、手づくり甲冑隊など、総勢200名の武者行列のパレード
むすび
南総里見まつりのモチーフは『南総里見八犬伝』。
『南総里見八犬伝』は、戦国時代末期の南房総・館山城主、里見氏の歴史を題材に江戸時代の戯作者・曲亭馬琴が28年の歳月を費やして完成させた長編小説です。
その壮大なストーリーは、江戸時代に歌舞伎の演目となりブームを呼びました。
また、薬師丸ひろ子主演で映画化された角川映画『里見八犬伝』(原作は鎌田敏夫の小説『新・里見八犬伝』)は有名です。
フィナーレの『打ち上げ花火』(18:30~18:45)を見上げながら、南総里見八犬伝の世界を楽しめる館山ならではのおまつりに出かけてみませんか?