第60回文京梅まつり東京湯島天神(2017年)

第60回文京梅まつり東京湯島天神(2017年)

2017年2月20日

文京梅まつり野点

学問の神様・菅原道真公を祀っている湯島天神、受験シーズンになると沢山の参拝客が訪れる事で知られています。また、湯島天満宮(湯島天神)境内には、白梅「白加賀(しろかが)」を中心に約300本が咲き誇り、江戸時代から梅の名所として親しまれてきました。
梅まつりが開かれたのは昭和33年からで今年は第60回文京梅まつり(2017年)となります。

スポンサーリンク

湯島天神の文京梅まつり見どころ楽しみどころ

初春の寒空、また夜空をバックに咲く白梅

桜に比べると地味な印象ではあるが、早春の訪れを感じさせてくれる梅。江戸の人々はこの花を春を告げる花として愛でていたと云います。

春を待ちわびた樹齢約70年~80年の約300本の梅の木が開花し、2月中旬から3月上旬に見頃を迎える。初春の寒空、また夜空をバックに咲く白梅を見れば、季節はまだ肌寒い中で、ひと足早い春の訪れを感じられる様なおまつりです。

梅園について

本数  約300本(8割が白梅です)
樹齢  約70年~80年の木が中心です
例年の見頃時期  2月中旬~3月上旬

【夜神梅(ライトアップ)】まつり期間中、日没から午後8時までは、梅のライトアップが行われます。夜の梅の花と香りもがお楽しめます!

期間中には様々な催しが

期間中には様々な催しがあり、週末には湯島天神白梅太鼓や野点、物産展、神輿渡御などが開催されます。

奉納演芸   詳細確認は:http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/ume/f_engei.htm
神輿の渡御  2月26日(日)13:00出発(松坂屋パンダ広場) 15:00宮入
湯島天満宮祭礼連合会青年部
イベント一覧 詳細確認は:http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/ume/f_fes.htm

湯島天神白梅太鼓  期間中の土・日曜日(3月5日を除く)
梅まつり野点    期間中の日曜日:梅園の中でお点前を(お茶券600円)

この梅まつりについてのオススメ情報サイトは
文京区ホームページ文京梅まつりhttp://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/event/matsuri/ume.html

湯島天神梅まつり公式サイト
http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/ume/index.htm

文京梅まつり開催日時や場所など

開催日時

平成29年2月8日(水曜日)~3月8日(水曜日)

開催場所

湯島天満宮(文京区湯島3-30-1
【お問い合わせ先】03-3836-0753(「文京梅まつり実行委員会」湯島天満宮内)

文京梅まつりへのアクセス

電車の場合

・東京メトロ千代田線「湯島」駅3番出口より徒歩2分
・東京メトロ銀座線「上野広小路」駅A4出口より徒歩5分
・東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」駅より徒歩10分
・JR山手線・京浜東北線「御徒町」駅北口より徒歩8分
・都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」駅A4出口より徒歩5分
・都バス都02、上69「湯島三丁目」より徒歩2分

臨時特急ロマンスカー「メトロおさんぽ号」を運転!小田原から都心までを乗り換えなしで結ぶ臨時特急ロマンスカーが、「梅まつり」が開催される湯島天満宮の最寄り駅、湯島駅にも停車します。
【期間】2月18日(土曜日)、19日(日曜日)、25日(土曜日)、26日(日曜日)の4日間、各日1本
【区間】小田急線小田原駅→東京メトロ千代田線北千住駅(片道)
※湯島駅までご乗車の場合、特急券は北千住駅までお求めください。
【お問い合わせ先】
・小田急お客様センター 電話:03-3481-0066(9時00分~19時00分 ※年中無休)
・東京メトロお客様センター 電話:0120-104106(9時00分~20時00分 ※年中無休)

車の場合

・首都高速「神田橋」出入り口・「上野」出入り口から2km(約5分)

駐車場は近隣のコインパーキングの利用などで、平日なら駐車可能と思われますが心配であれば東京メトロ湯島駅の近隣のパーキングに車を停め、そこから電車で湯島天神に向かわれるのがオススメです。

まとめ

桜に比べると地味な印象であるが故、早春の訪れをほのかに感じさせてくれる春を告げる花ではないでしょうか。野点や神楽などで日常では味わえない雅な雰囲気に浸りながら天満宮とは、そして菅原道真公が学問の神様として祀られるのは何故かなど思い巡らせてみるのも一興かと思います。

因みに、北九州出身の私が初めて天満宮に参拝したのは福岡県太宰府市の太宰府天満宮でした。ここには、「東風吹かば、匂いおこせよ、梅の花、主無しとて、春な忘れそ」と道真公が短歌を詠んだ後、京都から大宰府まで、 梅が飛んで、大宰府の地に、その梅が生えたという飛梅伝説があります。

そして、蛇足の・・・

天満宮は菅原道真公をお祭りした神社です。道真公はもともと低い身分でしたが、学問に優れていたため、右大臣にまで出世しました。 しかし、当時の左大臣の藤原時平からねたまれ、あらぬ罪で、大宰府に左遷させられました。

その菅原道真公が大宰府で亡くなった後、京都の都では、次々と悪いことが続いていたので、菅公の祟りと怖れ、京都の北野天満宮に菅公を お祭りするようになったのが、天満宮の始まりと言われています。その後、菅公のお墓がある大宰府にも 天満宮をお祭りするようになり、全国各地にもたくさんの天満宮ができていったと言われています。