赤穂義士祭の概要
赤穂四十七士が眠る「泉岳寺」で開催される赤穂義士祭は、主君の仇を討った義士を供養するお祭で「泉岳寺」では12月14日11:00から墓前供養が行われます。
正午には討ち入り装束を着た人々が築地川銀座公園前を出発して、泉岳寺まで歩く「義士祭」のパレードが行われ夕方には義士行列が「泉岳寺」到着、ずらっと並ぶ義士の姿は圧巻です!
元禄15年(1702)の12月14日に、赤穂四十七義士が吉良上野介の屋敷に討ち入りをし、主君の仇を取った話は毎年年末になるとテレビや映画で放映される「忠臣蔵」でおなじみであった、その潔く散った姿は今も多くの人の感動を呼んでいます。
その赤穂四十七士が眠る寺として知られる「泉岳寺」が、毎年、4月1日~7日と12月14日に義士を供養する「赤穂義士祭」を開催していますが、12月14日に行われる赤穂義士祭(冬)の紹介をします。
赤穂義士祭の基本情報
名称
赤穂義士祭(冬)
所在地
東京都港区高輪2-11-1 泉岳寺
開催期間
2017年12月14日(木) 7:00 ~22:00 まで
開催場所
泉岳寺 境内
交通アクセス
都営浅草線泉岳寺駅A2出口からは徒歩約1分
問合せ先
泉岳寺 電話:03-3444-7811
泉岳寺公式サイト
泉岳寺公式サイトへリンク
料金入園料 無料
赤穂義士祭のイベント詳細
赤穂義士祭の日程詳細
出典:TOKYO MX https://www.youtube.com/user/tokyomx
【来場者数】約2万人 泉岳寺駅からお寺までの道は、大勢の参詣者達で大変混雑
赤穂義士祭の開催場所詳細
交通アクセス
●新宿駅西口-信濃町駅南口-品川駅 [反96甲or乙]赤羽橋駅前循環
●五反田駅-品川駅前-麻布十番駅前-白金高輪駅前-五反田
泉岳寺の赤穂義士に関わる見どころ
討ち入り前に自害した萱野重実の供養塔を含めて48基の墓があります。
赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助吉雄が元禄袴を身につけ、連判状を手に江戸のある東の空をじっと睨んでいる姿を表した銅像です。
大石主税が切腹した三田の松平壱岐守邸に植えられていた梅が移植されたものです。
浅野内匠頭が切腹した際に、その血を浴びたと言われている梅の木と石で、田村右京太夫邸の庭から移されたとされています。
本懐成就後、吉良上野介の首を主君の墓前に供えるため洗ったとされる井戸と言われてます。
また、義士木像館には江戸時代終わりから明治二年までに制作された四十七義士の木像が収められています。
拝観料: 大人 500円/中高生 400円/小人(10歳以上)250円/団体30名様以上 400円
(赤穂義士記念館と義士木像館は共通券)
大石内蔵助が討ち入りの際に打ち鳴らしたといわれる陣太鼓です。泉岳寺のお土産で一番の人気です。
この『勝守』は魔利支総天のお守りで(勝負事に強く、念ずれば一切の災いから逃れる と言われています)、体操の内村選手が2011年に見事金メダルを取った際に勝守を持っていたといもいわれており人気が集まっています。
むすび
東京の街を歩いてみると都心の至るところに忠臣蔵ゆかりのスポットが点在しているのに改めて驚かされます。
ドラマや映画でよく見る江戸の風景とはすっかり変わってしまっているものの、今からおよそ300年前、江戸の世を騒がせた大事件「赤穂事件」の記念碑が点在する東京の街でこの冬も赤穂義士祭が行われます。
「忠臣蔵」という物語として脚色されている部分はあるものの、実在した人物たちに想いを馳せながら、この冬は泉岳寺で行われる赤穂義士を供養する赤穂義士祭(冬)に出向いてみませんか。
※ 2017年12月14日(木) 両国にある、吉良邸跡、こちらでも、義士祭、吉良祭が行われます。≫義士祭、吉良祭についてはこちら