毎年、花見客だけで1日数十万の人出になるという上野公園、上野恩賜公園一帯の約1200本の桜が開花の時期を迎えました。約400年前に、寛永寺を創建した天海僧正が吉野山から桜を移植させ、以来、江戸一番の桜の名所として「花の雲鐘は上野か浅草か」の芭蕉の句に詠われるほど日本人にとっては馴染みのお花見スポットとして今日に及んでいます。
「うえの桜まつり」
上野駅を降りると目の前に広がる大きな公園が桜の季節、花見の場所として有名な上野公園です。上野動物園に隣接し、園内には美術館やスポーツ施設、レストランもあり休日にはカップルや家族連れで賑わいます。
ここは昔から「上野の山」と親しまれ、桜の名所としても開花の時期に合わせて開催される「うえの桜まつり」では多くの人で賑わいお花見の宴会もあちこちで開かれます。今年もココで、今年はココでという方に上野公園「うえの桜まつり」2017の見どころ・おすすめのイベントなどを紹介します。
開催日程・開催場所・問合先
【開園時間】5時~23時
※ ぼんぼりライトアップ点灯時間は夜8時まで
【場所】台東区上野公園
【入園料】無料
【問合先】03-3833-0030 上野観光連盟
【公式サイト】http://www.city.taito.lg.jp/index/event/kanko/uenosakuramatsuri.html>>うえの桜まつり(東京都台東区役所ホームページ)
アクセス
※アクセス/駐車場についての詳細は>>http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/access038.html 上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)公式ホームページで
イベント内容
桜の名所、上野公園の桜の見ごろに合わせて開催。台東区ゆかりの名品が並ぶ物産展や、ステージでの着物ショーや演奏会が行われる。
※情報:飲食・物販のテント数は40テントを予定。上野周辺の店舗が参加します。
【期間2017年3月31日(金)~4月2日(日)
【時間】10:00~19:00
【場所】上野恩賜公園(上野公園)噴水広場
【料金】無料
【夜桜】ライトアップあり[2017年3月18日(土)~4月9日(日)17:30~20:00]
※日時・場所・出演者、イベント参加に関する条件や料金等が変更になる場合があります。事前に会場・主催者までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
本館の北側にある庭園を期間限定で開放します。また、4日間限定で日没から19時半まで、桜のライトアップも行います。
【期間】2017年3月14日(火)~5月7日(日) ※雨天中止
【時間】10:00~16:00
※3月31日(金)、4月1日(土)、4月7日(金)、4月8日(土)は19:30まで
【場所】東京国立博物館 本館北側庭園
【料金】入館料:一般 620円、大学生 410円
【夜桜】ライトアップ 日没~19:30
※3月31日(金)、4月1日(土)、4月7日(金)、4月8日(土)
●博物館でお花見を ※その他のイベントや日時の詳細は>>http://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=8964東京国立博物館公式サイトをご確認ください。
まとめ
広げた敷物の上で、お弁当をひらき食べたりお酒を飲んだりで宴会お花見を楽しみたい人にとっては場所取りという苦労がありますね。年々公園のルールは厳しくなり、現在では公園の開放時間が朝5時~夜11時となってきたり色々な規制も出来ています。
というのも、場所取りやお酒が入って羽目を外しすぎてせっかくの楽しみが台無しにならないようにするためでしょう。
上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)公式ホームページ>>http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jimusho/toubuk/ueno/index_top.html
では、「上野恩賜公園でお花見を楽しもう!2017」というページで“お花見ルール”や“お花見Q&A”が作成して有りますのでお出かけ前に一読されると良いでしょう。
公園中央のソメイヨシノの並木路でお花見を楽しみたい方は、本当に混雑していますし、お酒を飲む方も多いので、くれぐれもトラブルに巻き込まれないよう気を付けてください。
比較的すいている場所は、公園北側(噴水側)と不忍池周辺です。また、上野公園を歩いて通り抜けつつお花見を楽しむのも、一つの方法です。
何れにしても、美しい桜の下で、楽しいひと時をお過ごしになられる参考になれば幸せです。