春の陽光に映え、青空から薄紅色の桜の花が降ってくるように見える、高さ15m、幅20mの超ド級の大きさを誇る六義園(りくぎえん)のしだれ桜。東京都内では3位に入る程人気の高いお花見スポットであり、花見期間のイベントはしだれ桜と大名庭園のライトアップである。
六義園の桜と大名庭園のライトアップ
六義園は、徳川5代将軍・徳川綱吉の側用人だった柳沢吉保自らが、和歌の世界を庭園で表現しようと設計、開園させたものである。
小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられ、昭和13年より一般公開され、その美しさから昭和28年には、国の特別名勝に指定されている。 シンボルであるしだれ桜は高さ約15m、幅約20mの巨木で春には桜の花が滝のように流れ落ちる。
築庭300年を記念して、平成13年からは、シダレザクラの開花に合わせライトアップを行っている。今年も花見の時期には期間限定でライトアップイベントが開催され、歴史深い庭園の中を薄紅色の花が夜空に幻想的に浮かび上がります。
六義園のお花見の見どころ
メインは何と言っても内庭大門にある“しだれ桜”でしょう。桜満開のしだれ桜のライトアップ! という人がほとんどだと思いますが他にも大名庭園のライトアップは見ておきたいところです。
それは、夕暮れから夜の帳が降りてくる頃、少しずつ明かりが灯り、ライトアップとともに中心の2つの山が綺麗に照らされていくがとても綺麗に映える日本庭園の情景です。
開催日程・開催場所・問合先
【開園時間】9時~21時(最終入園は20時30分)
※ ライトアップ期間中は、開園時間を21時まで延長します
(最終入園は20時30分)。
また、駒込駅から徒歩2分の染井門を開門します。
※16時30分以降、安全確保のため立ち入りを制限する区域があります。
【場所】文京区本駒込6丁目
【入園料】一般300円*65歳以上150円*都内在学の中学生以下無料
【問合先】03-3941-2222 六義園サービスセンター
【公式サイト】公園へ行こう!六義園(東京都公園協会)
アクセス
イベント内容
花見期間のイベントとして、春の風物詩として親しまれている『しだれ桜と大名庭園のライトアップ』が平成29年も開催されます。
【期間】平成29年3月16日(木)~4月2日(日)
9時~21時(最終入園は20時30分)
※ 期間中は、開園時間を21時まで延長します
(最終入園は20時30分)。
また、駒込駅から徒歩2分の染井門を開門します。
※16時30分以降、安全確保のため立ち入りを制限する区域があります。
【時間】日没~21時
ボランティアガイドのみなさんが園内を案内紹介してくれます。
【日時】毎日11時~、14時~
【所要時間】約1時間
【集合場所】サービスセンターまたは染井門売札所前
【ガイド料】無料
その他の楽しみ
六義園では、お祭り屋台の出店はありません、そして座ってお弁当を食べる場所はありません。しかしライトアップ期間中は臨時のお茶屋さんが営業をしていますので桜茶屋でお団子やおそばを食べたり、吹上茶屋などで桜の和菓子と抹茶などを楽しみましょう。
団子、桜茶など軽飲食
9:30~20:00(ラストオーダー19:30)*けやき広場、桜の近くです
抹茶と和菓子 500円
12時~20時(ラストオーダー19時30分)*土日祝10時30分~20時(ラストオーダー19時30分)
*しだれ桜近くの集会場です
抹茶と和菓子 500円
9時~20時30分(ラストオーダー20時)*庭園の奥にあります
まとめ
六義園の桜を見に行くのなら六義園の中央に堂々とそびえ立つ満開のシダレザクラを!
ところで、六義園のしだれ桜の見頃を見定めるには注意が必要です。
なぜかというと、桜の開花予想が発表される桜の品種は「ソメイヨシノ」で、靖国神社の桜で決定します。六義園の桜のお花見をこれに合わせてしまうと、ずれが出て来ます。
六義園の桜は「しだれれ桜」で「ソメイヨシノ」よりも開花が一週間早くなります。
先年の開花状況もやはりソメイヨシノよりも一週間早かったそうです。ただ、今後の気温次第で開花状況は変わってきますので、六義園のお花見を計画している方は開花状況を伝えるテレフォンサービスの利用をオススメします。
六義園の開花を伝えるテレフォンサービスはコチラです【TEL:03-3941-6277】